苅野の夏の読書記録のようになってまいりました。今回は、「解決!フェルマーの最終定理」です。「数学セミナー」の記事の再編集ですが、当時の様子がとても鮮明に伝わってきます。というのも、元々は、月刊誌「数学セミナー」の1回分の記事の予定だったのが、ワイルズの証明の誤りが明らかになったことを受けて、実況中継の様相を呈してきたものです。ワイルズがフェルマーの最終定理を解決したと最初に発表したのは1993年6月なのですが、実はすぐに欠陥が明らかになり1年以上経った1994年9月に再度その証明に成功したのです。数論の解説なども丁寧で、とても良い入門書でもあります。著者は、日本の誇る整数論の世界的リーダー、京大の加藤和也教授。
解決!フェルマーの最終定理
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