学習塾ロジム中高部 / 論理的思考力・問題解決力養成

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いまからでも出来ること

小学校時代:毎週塾の授業に出て、与えられた宿題を頑張りました。志望した理由はよく覚えていませんが、先生とお母さんに対策をしてもらって合格しました。
中・高時代:宿題もやりましたし、中間テストと期末テストも頑張りました。塾に通って、与えられたテキストと宿題もやりました。模試の偏差値を見て、受かりそうな大学とちょっと難しそうな大学をいくつか受験しました。部活は入っていましたが、先生の指示にしたがってやっていただけです。
大学時代:授業に出て、大学の掲示板で見つけたアルバイトをしていました。時期が来たので就職活動をしています。怒られることがなく、つぶれる心配もない会社に勤めたいです。
こんな感じの大学生はかなり多いですね。彼らは、自分で決めたことがないから、判断基準がない。社会人は、「何をやるか」の判断の連続です。社会人を採用する立場としては、「こいつは、どんな判断基準、価値基準で行動するのか?」を知りたいわけです。なのに、基準自体がない。彼らの気持ちは、「与えられた仕事はやるから、決めてくれ」といったところでしょうか。私は、「面倒だから、最低限の常識テストと従順さの指標である学歴だけで選んでもいいのではないか。」といっている経営者に何度も会ったことがあります。時代でしょうか。
ただ、彼らのせいにするのは、少しかわいそうな気もしています。子供の頃から、判断する機会を奪われてきているんです。
まあ、過去は変えられません。今からでも出来るのは、過去から学ぶこと。必死に思い出して、当時は何も感じなかったことでも、今思えば・・・という使い途があるはずです。このプロセスに取り組むと、まるできちんと学びながら生きてきたように成長できたりするんです。
何人かのレールに乗ってきた大学生の相談を受けるなかで感じたことでした。

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