数1Ａは明らかに難しくなりましたね。
問1の前半は無理数の大小比較は非常に基本的なものだが戸惑った受験生も多いはず。普段から最小値を求める問題などで大きさの評価をする姿勢が大切ですね。
後半は例年通り。ベン図の問題は意図不明。普通に考えている生徒はそれまでの問題を解くのにベン図を書かないにしても同様の思考をしているはず。問題数の調整か？
問2はいつも通り。
問3が大変だったはず。例年だと使うべき定理、条件がわかりやすい設定ですが今回はセンターにしては珍しい設定。図をしっかりと書いてから試行錯誤しなくてはいけなかったはずです。まあ「直角三角形」という条件を中学生レベルで使いこなせばよいだけなのですが、こういった幾何に関しては鈍っている高校生は少なくないのでしょう。
問4も数え上げが複雑です。
例年なら誘導に従えば全く問題なく解けるパートに少しひねりがあり、検算しにくいパートはいつも通り。平均は下がるでしょうね。