今回のテーマは、小論文入門。とりあえず、感想文・作文とは違う形式の文章を書く経験を積んでもらうことが主な目的でした。
(1)問いの設定
(2)意見・解決策の提示
(3)具体例を示しながらの(2)の補強
(4)まとめ
の4つのパートがわかりやすくなっていることが大切です。中身がないことを、これらをごちゃ混ぜにしたり、同じようなことを繰り返したりしてごまかしてはいけません。
(i)問いに答えているのか。いつのまにか問題をすり替えていないか
(ii)例は適切か
(iii)各段落でもっとも大切なことを簡潔に提示しているか
が次のレベルに向かう上で意識する点ですね。
ただ、まだ中学生なので具体例を思いつくのに苦労しました。普段からの問題意識（分析する習慣）が適切な具体例を引用する能力を高めますので、授業中にどのような苦労をしたのかを思い出しつつ、普段の生活を送ってみて下さい。
また、小論文は適度なペースで実際に書いていること自体が能力を高めます。扱うテーマは限られていても、使う能力は同じですのでまた機会を作っていきましょう。
2日目の皆さんの小論文の添削が終わりました。返却をお待ち下さい。