本日は、不等式の証明で頻出である相加平均と相乗平均の関係について扱いました。
和の形と積の形を比較している問題と積の形の最小値を求める問題で多用しますので、形に慣れていきましょう。
恒等式・不等式の証明では、自分がどのような変形をしていきたいのか目的意識をはっきりと持って式変形をしていくことが重要となります。
A.左辺(右辺)を変形して左辺(右辺)に近づけていく
B.両辺の差に注目する←ココを移項と捉えないことが重要
C.両辺とも式変形をして差分に注目する
といった方向性を決めて取り掛かりましょう。文字が多い場合には、前提として文字を減らしていく動きが自然と取れるようになるといいですね。
【課題】
テキストP.9 例題4(1),類題4(1) P.10 大問8 P.11 大問4
【伝達事項】
学年末試験が近づいています。計画的に準備をし、ロジムの授業を欠席しないで済むようにしていきましょう。
次回は複素数を扱います。虚数が初めて登場しますので、授業自体の難易度は低めにします。しかし、来週の授業を受けずに再来週に臨むとかなり厳しいことになりますので、できる限り出席をしてください。また、出席できない場合には必ず相談をしてください。