学習塾ロジム中高部 / 論理的思考力・問題解決力養成

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東京マラソン観戦記

ロジムランニング部の苅野です。全く当選する気配がないのですが、コースが近所を通るので観戦してきました。31km地点で待機。
・ハイレ選手がトップで通過。ハイレモデルのシューズを履いている苅野。見とれて声もかけられない。美しすぎる。
・藤原新選手が少し遅れて日本人トップ。少しでもマラソンに詳しい人なら彼が契約解除された無職ランナーであることは知られた事実。なんてことを少し考えて「行け!!」と応援。
・少し遅れて川内選手。給水失敗は自宅のテレビで観戦していたので心配。それにしても凄まじい応援。歓声の波が遙か彼方から押し寄せる感じ。鬼気迫る走りに応援の声が出ない。
・30分程遅れて友人到着。50才で3時間切り自己ベストを目指している。ここまでで1分程の遅れ。頑張れ!!!
・立て続けに来るはずの3時間〜3時間30分程でゴールするレベルの友人を見つけられず。
・携帯電話で野村選手の状況をチェック。最初の5kmを26分で通過している・・・。速すぎる・・・。大丈夫だろうか・・・。
・野村選手が25km〜30kmを44分かけて通過したという情報が!ついに地獄モードに突入したことがわかる。探さねば!
・視力2.0を駆使して野村選手発見。イヤホンをしているのでこちらの声が聞こえないようなのでとりあえず併走する。300mぐらい叫んで手を振りながら併走すると気づいてくれる。こちらに向けて挙げた手に力がない。苅野は知っています。ここから生き地獄が始まることを。
・とりあえず家に帰って自転車にまたがる。こぎまくって先回りだ!!
・コース不明。とりあえず35km地点の銀座を目指すが、応援が多すぎて自転車進めず。そう言えば噂で佃大橋を渡るという話しがあったなと思い出して月島へ。
・月島駅前に自転車を放り出して佃大橋へ。37km手前。地獄モード突入かつラストの橋連発という状況で野村選手は到着出来るのか・・・。
・見つけにくいなー。あと少しで到着するはず・・・。携帯でチェック・・・、なんと!!!30km〜35kmを40分で通過!ここでペースアップするするとは素人技ではない!!結構余力を残していたのでは!?
・来た・・・。燃え尽きているオーラが・・・。沿道の知らない人からエアーサロンパスを借用してる・・・。とりあえず併走して撮影を試みるも失敗。「あと皇居1周!!」と励ましなのかよくわからん声をかける。
・自転車を取りに月島駅まで帰って、さらに先回り!渡れない横断歩道ばかりで進めない。回り道していると、手前でオードリーとAKBが近づいているではないか。野村選手負けるな。
・41km手前で待機。来ない・・・。35kmから45分経過。ラストスパートかましたか?携帯でチェックする限りまだ通過していないけど、更新が遅れてるのか?50分経過。さすがに通過したか・・・。ローソンで飲み物買って帰ろうかな・・・。一応携帯チェック。うお!52分かかって35km〜40kmを通過!これはやばい!生きてるのか!?
・発見・・・。最後の上り坂。反対側の車道から叫んだら気づいてもらえた。しかし、笑顔なのか泣き顔なのか・・・。あと1kmちょっと、がんばれ!!!
・ゴール周辺は混雑しすぎだったので屋台でカレーを食べて退散。結局野村選手は無事にゴールしたようだ。
「自分の姿を見た人の常識をかえることが出来れば競技者としてそれ以上のことはない。」とイチロー選手が言っていたのだけれど、川内選手の姿はまさにそれでした。

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