今回から本格的な2次関数の運用を学習していきます。
本日の問題で体験した通り、2次関数は常にグラフの形をイメージしながら効率よい解法を見つけていくことが重要になります。慣れてない今のうちは、正解を教えてもらってそれを模倣したくなるでしょうが、基本事項をしっかり頭に叩き込んだうえで何とか自分で工夫して解答まで持って行くようにしましょう。そしてたくさん間違えて、なぜ間違えたのかを分析していきましょう。
本日の最後の問題のように、答えまでたどり着ける(ように見える)解法でも、その解法だと失敗してしまうとはっきりしているものは多くあります。経験値を積むことで外してはならない鉄則を身に着けていくようにしましょう。
今回の問題に関する鉄則は2つです。
ひとつめは「一文字消去」。中1の頃から伝え続けていることですよね。とにかく文字数を減らすことを心がけましょう。文字数も次数も少ないほどいいです。
ふたつめとして、複数の変数について同時に値域を表すことができる場合、必ず片方の文字を消去するためにその条件を使うことが挙げられます。ここで解法を誤ると、誤答への道を一直線です。
とにかく自分の頭を使って、計算処理だけに頼らずに、グラフをイメージしながら問題に取り組んでいきましょう。
【課題】
テキストP.37~39 例題1~3,類題1~3
【伝達事項】
必要に応じて個別面談を設定し始めました。声をかけられなかった人も、相談したいことや聞きたいことなどがあったら是非個別面談をしたいと声をかけるようにしてください。